はいどうも、こんにちは。
ゆーざきです。
マレーシアは、まだまだ発展途上国です。
そのため、インターネット固定回線の通信速度がどの程度なのかわからないことでしょう。
実際にマレーシアに来る前に調べてみたのですが、該当する記事がでてこなくて不憫な思いでした。
調べてもなかなか見つけることができなかったので、記事を作ろうと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
今回は、海外移住・海外旅行を考えている人に向けた記事です。
TIMEという会社と契約した
インターネットプロバイダの場合、契約期間は1年~2年単位です。
滞在期間が短いのであれば、Wi-Fiテザリングなどの方法を模索した方が賢明でしょう。
固定回線を途中解約すると、違約金が発生してしまいます。
僕の場合マレーシアには1~2年以上滞在予定のため、固定回線を契約しました。
利用したインターネットプロバイダーは、TIMEという会社です。
会社が斡旋している不動産のおススメという経緯で知ることができました。
紹介の紹介みたいな感じですw。
なにもわからないまま契約しましたが、スピードが速く、安定していると評判のようです。
料金といえば、以下の画像となります。
このほかにも。100Mbpsのプランも用意されております。
- 100Mbps→99RM/月(2,623.5円)
- 500Mbps→139RM/月(3,683.5円)
- 1Gbps→199RM/月(5,273.5円)
ぼくは最速となる、1Gbpsに契約しました。
ただForeignerの扱いとなるので、300RM(7,950円)が必要となります。
また工賃などで、100RM(2,650円)が必要になりました。
そのため、初期費用はかなりのものですね…。
ルーターなどはTIME側で用意してくれているので、こちらで準備する必要などはありませんでした。
※1RM=26.5円換算
有線の場合
それでは、どれくらいの回線速度がでるのか見てみましょう。
1回目
2回目
3回目
4回目
ちなみにこの有線テストでは、こちらのCAT7の有線LANケーブルを使いました。
また有線LANについて簡単に説明しますと、CAT○○という規格がございます。
規格 | 通信速度 | 周波数 |
カテゴリ5(CAT5) | 100Mbps | 100MHz |
カテゴリ5e(CAT5e) | 1Gbps | 100MHz |
カテゴリ6(CAT6) | 1Gbps | 250MHz |
カテゴリ6A(CAT6A) | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリ6e(CAT6e) | 10Gbps | 500MHz |
カテゴリ7(CAT7) | 10Gbps | 600MHz |
カテゴリ7A(CAT7A) | 10Gbps | 1000MHz |
カテゴリ8(CAT8) | 40Gbps | 2000MHz |
CAT5の有線LANだと、最速で100Mbpsしか発揮しません。
ぼくは1Gbpsのプランを契約しているので、CAT5だと十分な速度で利用することができないというわけになります。
一方でCAT7の有線LANケーブルであれば、十分な速度を発揮することができるのです。
まとめると以下のようになります。
ダウンロード | アップロード | PING | ジッター | |
1回目 | 871.8 | 495.4 | 4 | 1 |
2回目 | 809.85 | 419.46 | 4 | – |
3回目 | 887.39 | 396.79 | 4 | – |
4回目 | 921.5 | 496.6 | 4 | 1 |
平均 | 872.64 | 452.06 | 4 | 1 |
有線+変換器の場合
続いて有線+変換アダプターを利用した時の回線速度をみてみましょう。
ちなみに変換アダプターというのは、以下のような商品のことです。
1回目
2回目
3回目
4回目
まとめると以下のようになります。
ダウンロード | アップロード | PING | ジッター | |
1回目 | 908.3 | 467.9 | 4 | 1 |
2回目 | 750 | 480 | 2 | – |
3回目 | 831.5 | 472 | 4 | 1 |
4回目 | 847.33 | 499.43 | 3 | – |
平均 | 834.28 | 479.83 | 3.25 | 1 |
Wi-Fi 2.4GHZの場合
PCと無線LANルーターの位置関係的に、7mほど距離があります。
また間に、コンクリートの壁を挟んでおります。
2.4GHZの通信速度を見てみると、以下のようになります。
1回目
2回目
3回目
4回目
無線LAN規格 | 通信速度(最大) | 周波数帯 |
---|---|---|
IEEE802.11ad | 6.7Gbps | 60GHz帯 |
IEEE802.11ac | 6.9Gbps | 5GHz帯 |
IEEE802.11n | 300Mbps | 2.4G帯/5GHz帯 |
IEEE802.11a | 54Mbps | 5GHz帯 |
IEEE802.11g | 54Mbps | 2.4GHz帯 |
IEEE802.11b | 11Mbps | 2.4GHz帯 |
2.4GHZ(IEEE802.11n)の通信最大速度は、300Mbpsといわれております。
それを考慮すると、ほぼほぼ限界値まで出ているというのがわかります。
ダウンロード | アップロード | PING | ジッター | |
1回目 | 273.62 | 131.4 | 5 | – |
2回目 | 281.6 | 154.3 | 5 | 0 |
3回目 | 166.56 | 142.22 | 4 | |
4回目 | 216.7 | 171.1 | 4 | 0 |
平均 | 234.62 | 149.76 | 4.5 | 0 |
Wi-Fi 5.0GHZの場合
PCと無線LANルーターの位置関係的に、7mほど距離があります。
また間に、コンクリートの壁を挟んでおります。
1回目
2回目
3回目
4回目
2.4GHZのときとくらべても、ダウンロードが約倍ほどの数値になっていることが確認とれます。まとめると以下のようになります。
ダウンロード | アップロード | PING | ジッター | |
1回目 | 582.81 | 199.38 | 4 | – |
2回目 | 587.1 | 208.8 | 5 | 1 |
3回目 | 436.5 | 366.2 | 4 | 1 |
4回目 | 428.1 | 330.35 | 4 | – |
平均 | 508.63 | 276.18 | 4.25 | 1 |
VPNの場合
続いて、VPNを接続した時の通信速度を見てみましょう。
僕の環境では、ネットフリックスやAmazonプライムを見るために、VPNを接続することがあります。
今現在契約しているVPNは、インターリンクという会社です。
1回目(2.4GHZ+VPN)
2回目(5.0GHZ+VPN)
3回目(有線+VPN)
あまりにも数値が低すぎたので、時間帯を変更して4回目(有線+VPN)
時間帯を変更することで回線の数値としては、良好なものとなりました。
しかしながら、村を感じますね。
また、海外であることが原因でしょうか。30分に1回くらいの頻度でVPN接続が切れてしまいます。
ダウンロード | アップロード | PING | ジッター | |
1回目 | 5.21 | 5.44 | 80 | – |
2回目 | 6.18 | 5.66 | 79 | – |
3回目 | 5.65 | 5.87 | 81 | – |
4回目 | 200 | 300 | 2 | – |
任天堂スイッチの場合
最後に任天堂スイッチを有線接続した時の通信速度を見てみましょう。
1回目
2回目 3回目 4回目
ちなみに今回のテストで利用した有線LANと変換アダプターは、さきほど登場したものとおなじものをつかっております。
ダウンロードの数値が100Mbps前後であることが確認することができました。
スプラトゥーン2やマリオカート8デラックスくらいなら、問題なくあそぶことができます!
ダウンロード | アップロード | |
1回目 | 97.2 | 24.3 |
2回目 | 100.5 | 23.9 |
3回目 | 102.8 | 25.2 |
4回目 | 93.6 | 18.9 |
平均 | 98.525 | 23.075 |
日本の場合
光回線にしたら、前の110倍の回線速度で爆速 pic.twitter.com/KQ5kfi10yO
— M K (@mako88183855) 2019年5月29日
光回線が開通したよーー!! pic.twitter.com/oi92di8q3M
— 納豆P@BOOTH販売はじめました (@atatto20) 2019年5月25日
←光回線の時
WiMAXの時→ぴょおおおおおおおおとおおおおお快適いいいいいいいいい!!! pic.twitter.com/QR0RfSXXVU
— 抹茶ぷりん(*´ч`*) (@mamenakotyo) 2019年5月25日
銅から光回線になりました、アップロード爆速 pic.twitter.com/XSt0EF9PFj
— つきかげ (@lunarian2141) 2019年5月24日
ぼくが日本にいたとき、最後にテストした結果が以下の画像です。
5.0GHZ帯でテストを行いました。
やっぱりかなりの差を感じますね。
もちろん、周囲の環境や使っているルーター・契約プロバイダーにも左右されるので一概に比較することはできませんが…。
まとめ
以上が、マレーシアの固定回線による通信速度でした。
マレーシアでは、インターネットをめちゃめちゃ快適に利用することができます!
全体を通してダウンロードやアップロードの数値は高いうえ、PING値やジッター値も低いもの(数値が低い方が通信良好)となりました。
そのため、ネットゲームなんかを頻繁にするような人でも快適に楽しむことができます!
マレーシアは発展途上国の1つですが、インターネット環境はすごく良好な国です!
ちなみに僕が住んでいるのは、クアラルンプールという都会ではありません。
マレーシアのなかでも、田舎の部類にはいる土地に住んでいます。
そんなところに住んでいますが「日本よりいい環境なのでは?」と感じます。
ちなみに業者さんのWi-Fiルーター設置後のスピードテスト時には、1.0Gbpsという数値でした。
しっかり契約したプランの限界値を確認することができました。
日本でいうところのベストエフォートとはなんなんでしょうね。
そんなのいいから安定感を優先しろと感じる日々。
技術的なことはよくわからないので、ここまでにします(笑)
ここまでご覧いただきありがとうございました。